キミの元に届け

最愛の人へ届けるための主に趣味を綴るブログ

沼へ落ちたというよりは森を彷徨ってたら崖から落ちた。

基本的に、ジャンルにハマるきっかけは、私の場合はだいたい5パターンほどある。

 

1)美人に一目惚れ
  三日で飽きる美人は美人じゃない(高校時代から言ってる)

というか、美人とイケメンって違うんですよ。(異論は認めるけど人の話は聞かない)
どう違うかというと、イケメンってのは「男」みが大前提の整った顔してるのとか、男性的なパーツで形成されている整ったお顔。
美人っていうのは、必ずしも中性的である必要はないんだけど、男性的なパーツは少な目な整ったお顔。
全体を見ると男性は男性なんだけど、目だけ、口だけ、鼻だけ、を見ると女性と見間違う人もいそうなラインだな、ってなっちゃうパーツで形成されている顔。
※注意:とてつもなく涼華の主観

今気付いた。そうだよ、女装がなんだかんだで似合うのを美人っつーの!!!
したことなくても、いや似合わねぇだろ?って思っても、いざ女装したら「マジかよ、似合うじゃん、女子かよ」って子!!!!!
女装しても、綺麗は綺麗だけど、男性なのをまったく隠せないのがイケメン!!!

その振り分けを私は直感でやってのけるからっ!!


話逸れた。続き↓。
 
2)ストーリーや人間関係がとてつもなく好み
※ただし好きな絵柄、好きな文体に限る。


3)何かしら強く興味を引くもの(その作品のインパクトたるもの)に出会った
※スタドラだと「銀河美少年」のセリフ。


4)赤髪キャラ(ある意味無条件)
※ただし好みな容姿に限る。


5)おっぱいと幼女もしくはショタ

とりあえず最後のは置いておきます。おっぱいは全人類の癒しだと思ってる。(この話は美人語るよりも長くなるから、また今度)


亀助は、これにあと
6)歌うまな中の人のキャラソンがある
が、含まれたりもする。
 
 
私(光属性)も亀助(闇・暗黒属性)も、古のめんどくさい腐女子なんで2)が意外と重要でして。
1)と2)、または1)~3)全部が入ってると、ズブズブその世界に入ってしまいます。

 


さて前置き長かったけど、きっとここからがまた長いと思うので、お暇なときに読んでください。

 

本題。
うたの☆プリンスさまっ♪にハマった話。


作品は知ってました。それこそ、たぶんゲーム発売の頃から。
というのも当時からメチャメチャハマってたスタドラの円盤マラソン開始したのと、うたプリの最初、一番最初のPSPゲームソフトの方だと思うんだけど、それらの発売がほぼ同時期だったはずです。
アニメイト新宿店がまだオープンどころか存在すらなくて、自分的には予約するなら行きやすかったアニメイト池袋店(今の場所じゃないとこにあった頃)一択だったので、全巻予約してたのを毎月取りに行ってました。
行くと壁にプリンス(当時まだセシルもカルナイもいなかったはず)の全身タペストリーがメイトの壁に貼ってあったのを見ていました。


そう、だから作品の存在とかは知ってたの。
あと宮野真守さんが参加してたのも。

ちなみに、スタドラから宮野さん入った私は音也くんのcvが宮野さんだと思ってました。(マジで)

※どうでもいいけど、ここで今、私、スタドラも9年ということに気付く。何年でも待つので、続編をお願いします。ポケットザメクにアイスあげてるスガタさんが見たいです。


そんなで作品とか、あとその後の色々(いい意味でも悪い意味でも)は存じ上げてました。
マルイの例の徹夜騒ぎ、物見遊山で見に行こうとしてたしね。(自宅から徒歩圏内だからマジで野次馬根性出しそうになった。こんな大人になっちゃダメだよ)


その当時からあれだけ知ってて、なんでうたプリには食指が動かなかったかというと、理由はただ一つ。


「瞳(の描き方)が苦手」


だったんです。
正直に言うと、今もちょっと苦手な方です。
私も亀助もあの目、ちょっと怖いと感じてるんですよね、なぜか。


なのでホント正直な話、うたプリにはいかないだろう、と思ってました。自分が取り込んでいた情報の範囲内に1)~5)に該当する要素が見えなかったし。
それに何よりコンテンツ大きすぎるし、怖い話しか聞かなかったし。

 

蛇足としてキャラより、派生のプリンスキャットちゃんの存在を友人から教わって、そっちの方が気になったし。実際うたプリの沼に崖からダイブする前に二次通販(って聞いた)で本体注文してたので、自分はせいぜいプリキャちゃんから少し触れるくらいだろうなぁ、と思っていました。

 

それなのに。
ホント、人間何にどう転ぶかわっかんないね。


最初に「この作品、すごいなー」って思ったきっかけがありました。
それは2017年のAGF。
別作品目的もあって、気付けばほぼ毎年行ってるAGF。
今は午前中に入場できるチケットは完全抽選になっているのだけど、その制度になってから、2017年までは両日何かしら午前中に入るチケットを入手出来てました。(片方外れたのは去年2018年が初めてだったよ)

 

2017年ってシャニライの試遊をやっていて。
一日目に買い物全部終わらせてしまったので二日目は物見遊山半分、代行半分で来ていたのですが、友人からシャニライ試遊してきて欲しいとも頼まれてました。(試遊後にもらえるイラストカードが欲しかったらしい)

そこで大画面(スマホでの試遊じゃないのがすごい)でシャニロマ聞いたの、MV見たの。


(うわ、私、プリンセスじゃないけど、このMVはヤバい、すごい!)


ってなりました。
すごいコンテンツだなぁって。こんなMV見たら、そこに出てるアイドルたち、気になるわぁ、って。(でもまだ他人事)

その時はそんな感想を抱くくらいでした。
なお試遊後にもらったカードは友人の推し引いたので、結局それもあって試遊も一回で終わりました。(じゃなかったらまだ整理券配ってる時間だったので、もう一回試遊するつもりでした)


その頃、すでにSMSって情報出てたのかな?

私、不思議の国のアリスが大好きで。
だから前述の友人からもし良ければうたプリ不思議の国のアリスを題材にしたものが今度あるから、イベント一緒に行きませんか?って誘われて。
その時に「三銃士」と「赤ずきん」が題材のものもあるとは聞いていたけど、とりあえずは不思議の国のアリスを男性アイドルたちがどういう風にするのか、という興味はあったので、ホイホイつられていったのが運の尽きというか、森へ入り込むきっかけでした。

 


途中経過すっとばして先に結論言うと、ブラッドの音也に一目惚れしました。

だって、あの音也くん、美人じゃない?美人でしょ、美人じゃん。
イケメンじゃないの。あ、イケメンだったのはランドルフなトキヤさんね。ランドルフじゃないときの美人トキヤさん見てたら、先にそっちに惚れてたかもしれないけど。

ブラッド、ちょー美人だったじゃん。美人なの、本物の美人は三日やそこらじゃ飽きないのよ。ブラッド音也くん、三日やそこらじゃ飽きなかったの。


「あ、この子、美人だ」


ってなったの。

異論は認めるけど、反論とか聞かないからね。
あたしが美人って言ったら、この子美人なんだよ。審美眼には自信あるんだ、審美眼にだけは。

そこに加えて、赤髪。そう私が無条件で好きになる赤髪。

こんなん好きになるわ、ってなった。


もっと細かい経緯を話すと。

ロスアリの展示がTDCで始まった初日。仕事帰りに間に合う時間を前述の友人が取ってくれたので同行したんですよ。
現地行ったら、ロスアリ、トロワ、リコリスのキービジュが並んで掲示されてたじゃないですか。

ロスアリのなっちゃんでも、トロワの藍ちゃんでもなく、リコリスのブラッド音也くんに真っ先に目が行きました。


並んでいるキービジュアル見るたびに、ともかく真っ先に目が行く。
ロスアリ以外も気になったから結局、特典の関係で複数CDを購入していた友人からロスアリだけじゃなくトロワもリコリスも買い取りました。

でも時間がなくて(この頃は別作品の二次創作が忙しかった)、CDは聞けずにいた。


その頃、以前風の便りで辿り着いたプリキャの通販で購入したグラナータ様が手元に届いていたので、トロワ以降はグラ様持って行きました。
(ある意味、一番の最推しはグラ様です。純粋に銀髪猫が好き)


まだまだグラナータと蘭丸の結びつきすらなかった頃。
展示内容がリコリスの展示に移った土曜日。

映像見る前の待機のところで、もらった特典の色紙の開封式して、そっと友人に渡し(ここでも友人の最推し引いた)、少しずつ列が進んで、相関図を見た瞬間、写真撮って亀助に送ってた。(そこは写真OKの場所)


「ちょっと、これどこのBL?」


って。

※声を大にして言っておくけど私は古の腐女子です。腐女子やBLが苦手な方、本当に申し訳ないけど、自分とかそういう目線で見てることもとても多いから、この先無理かもと思ったらソッコーブラウザバックして。私は語らうことをやめないから。


最速で亀助から反応が返ってくる。狼さんはcv宮野さんだと伝えると、さらに反応返ってきた。知ってる、うん、色々ランドルフ好みだろ、って思ってたらそうだったし。

内心(あああああ、これはあああああ)ってなってるところで映像のブースに入ったんですけど、それ見て思ったのは(これ、亀助連れて来なきゃ)でした。
見せなきゃ、ってなった。そして物販終わったあと、すぐ友人に翌日の当日券取ってもらった。


友人と別れて、そのあと合流した(拾った)亀助と帰宅してすぐ、二人でリコリスのCDを聞く。

最初のテーマソングが流れた瞬間、歌詞カードを亀助に奪われた(誇張ではない)。
そのままドラマパート聞いて、終わったあとは二人で放心。そしてどちらからともなく呟く。


「これは…森が深い…深すぎるわ」


予想はしていた。

友人にCDまだ聞いていないと伝えたら、ネタバレになるから「森が深い」としか言われず、展示を見て、最後のブースで「ああ」となり。(現地知ってる人は察して)

そしてドラマの内容。


「これは森が深すぎて、ヤバい」


というのが二人揃っての感想。


ここで勘のいい子羊ちゃんたちは気付いたかもしれませんが。
私と亀助のうたプリの入り口って「音也とトキヤ」ではなく「ブラッドとランドルフ」だったんです。


森に迷い込み、彷徨い歩いていき、樹々で視界不良の中、最後に踏み出したところが崖でそのまま落ちて、真下にあった沼にドボンした感じ。亀助と一緒に。

 

勢いが激流に飲み込まれるように高速だったので、情報摂取の勢いはすごかったんですが学生時代のような時間と体力がないので(財力は今なのに)、ゲームをプレイしたりアニメを見る時間が作れなくて、その辺りはネットの海に散らばっている情報をパズルピースの様に組み合わせているのはお許しください。
Switch版は予約したから、本体はもう買ってるから、そこから始めさせてください。
(頑張って時間捻出しようとしたんだけど私には作れなかった)

 

そんななので、にわかと言われると、否定は出来ないのですが、できうる限り音源はCD入手して聞いてたりしました。
うたプリの楽曲ってすっごく多いから特典系差し引いてもまだ全部ではなくて。
それでも亀助と二人で地道にプリンスたちの過去を追ってました。

 

複数の友人たちから「ゲームの音也くんはねぇ…ちょっとアレかも」と言われたんだけど、今まで私がやってきた乙女ゲーって、一周回って貴方ってこういう子だったね、うんうん、って思うくらいの子たちばっか攻略対象だったから(某殺されそうなループ物だったり、某ファンタジーなマフィア物だったり)、よっぽどじゃない限り大丈夫だと思うので、そのよっぽどがあったら教えてください。
私、美人なら多少どころかだいぶ性格とかアレでも(ナルシストは除く)、神様は2物も3物も与えないから、いいんだよ、って言ってのける人なので、ホンキでコレはダメだっていう何かが無い限りは大丈夫です。

 

私は結局、音也一筋(推しは多いけど)だったのですが、亀助はランドルフは好きだけどトキヤが一番好きだったかというとそこは違ったようです。宮野さんの歌声は総じて好きだったけど。
だから一番好きなのはこの時は確かにランドルフだったんだと思う。

そんな時にシャニライ始めた私からデレラを聞かされ、二人で「え、これ、男女のデュエットじゃないの?」ってなり、藍が気になり始めたところにブラシャと「QUARTET NIGHT」を聞いて、亀助は藍ちゃん担になりました。(わかりやすいと言えばわかりやすいけど、歌声から入った)
 

QUARTET NIGHTの二番のサビの「テッ」!!が好きなのっ!!!ここの歌い方が好きなの!!!」と言われた私の身になって、だれか。

 

 

なんでこの話をしてみようかなーって思ったかというと。

一つは、私の好みを知る友人たちから口を揃えて「涼華さんはトキヤにいくと思ってました。なんで音也なんですか?」って言われることが少なくなくて。

赤髪っていうのはあるのだけど、思い返してみて、ブラッドの音也に一目惚れ、が大正解の答えだという事に最近気付いたのと。

もしかしてリコリスからうたプリに入ったの、レアケースなのかなぁって思ったことがあったので。

 

まったく触れずにリコリスでいきなり、というと嘘になりますが、うたプリにハマったきっかけは何ですか?って聞かれたら、間違いなく「リコリスの森」です。

ブラッドに、音也くんに逢ってなかったらきっと、今頃私は寂しくて引きこもってたんじゃないかなって思います。

 

森で彷徨って身体は崖から沼にドボンして、心はまだ真っ赤な森を彷徨ってますが、私は今日も元気です。