キミの元に届け

最愛の人へ届けるための主に趣味を綴るブログ

ギルティギア(格闘ゲーム)の話。

最近久しぶりに、ちょっとだけやってます、ギルティギアシリーズ。(以降ギルティ)

この5年くらい、のらりくらりと年1・2回くらいとかしかやってなかったのですが少し復帰してきて約一年ほどですかね、レディース大会とかちょうど再開されてそちら参加したりはしてたんですが、正直ほとんどやってなかったのもあって、この間とか対戦してたらどんどん手が震えてきて、ホントだめだった。動きも酷かった。(ごり押しただけ)

 

そんなこともあって、思い出話でも。

 

よく、格闘ゲームをやってる、と言うと驚かれる。

自分でもこんな長くやるとは思わなかったし。飽き性なんだよね、どっちかというと。

まぁ飽き性云々置いておいても風貌だか雰囲気だかで格闘ゲームやってるように見えないって言われる(同じ理由で腐女子だと思わなかった、って言われる)。

 

出会いは2001年元日。

私の21世紀は亀助との痴話喧嘩とギルティとの出会いで始まりました。

年末年始に亀助と喧嘩しまして。もう原因はあまり覚えてないんだけど、この頃の自分は恋愛向きの性格ではなくて(元々気性は荒い)、そういうのも手伝っての喧嘩だったと思うのだけど、いかんせん約20年ほど前のことなので原因とかは覚えてない。

ともかく喧嘩をして、友人に愚痴を聞いてもらいに焼肉の食べ放題行って、オールでカラオケするのにちょっと時間が出来てしまって。(日付変わらないとオールのフリータイム受付開始しなかったんだよ)

時間潰すために入った、歌舞伎町のとあるゲーセンで出会ったのがギルティでした。(当時はゼクスが稼働していてイグゼクスの発表があった直後とかそんくらい)

 

そのゲーセン、地下が格闘ゲームなどのビデオゲームコーナーあったとこなんですが、なぜか階段(出入口)側が2Pで。

ぶっちゃけると、当時2Pがどうとか知らない私は、何の気なしにギルティの2P側でコインを入れ、スタートボタンを押してすぐ、キャラセレクト画面でデフォルトで出てきたカイに一目惚れしました。

※当時のギルティは1P側でスタートするとキャラセレクトはソルから始まり、そこからカーソル動かして使いたいキャラをセレクト。セレクトする際に押したボタンによって、カラーが違っていました。なので、私は基本2P(スタートするとキャラセレクトがカイから始まるからカーソル移動不要だった)から初めてました。おかげでいまだに自分が筐体選ぶ時は2P選んでます。

 

そのあと、数日仲直りに要した末、その間にハマったギルティのことを語って布教したところ、亀助もハマってくれました。設定とかキャラ(特にソルが好きだった)、絵柄などモロモロ含めて良かったからだと思います。 

 

ここで私と亀助の違いは、私はゲーム(対戦)をやってみたかった。亀助は世界観と物語を知り、追えればいい。というものだったので、対戦したりゲームしたりするのはもっぱら私だったし、ゲーセン通ってたのも私だけでした。

 

この当時からですが、自分の周りには格闘ゲームに詳しい人がほとんどいなくて。

 

 ジャンプキャンセルってなに?

 コマ(ンド)投げってなに?

 コンボ?ゲージ?コマンド?ってなに?

 

という疑問をぶつける人も、答えをくれる人もほぼいなくて。

もう一つ一つ話すと長くなるから丸っと端折るけど、結論を言うと、ほぼほぼ独学(っていう言葉がコレに当てはまるかはわからないけど)で色々覚えました。

疑問を聞く相手がまったくいなかったか、というとゼロではなかったですけど。

仲良くなったレディースさんとの会話の中や、素朴な疑問をたまにぶつけて返ってくる答えや、その彼氏さんで強いプレイヤーさんからのアドバイスを胸に刻むくらいでした。

 

覚え方や情報・攻略を入れる方法はたくさんあって。

言っちゃえば『自分がそれを取得しようと思うか否か』だけなんですよね。

 

取得方法なんて本当はいくらでもあって。

ジャンプキャンセルの意味がどうしても解らなくて、ネットの掲示板か何かで聞いてみたら、そんな(初心者も初心者)の質問してくるなって言われて泣いたこともあるけど、結局どうしたかって、家庭用をようやく買ったときに攻略本見ながらジャンプキャンセル出来る技をCPUキャラに当ててレバー上に操作して、ようやく掴んだし。

というか、そのころまだレバガチャだったし。

レバガチャじゃないように操作するにはどうしたらいいのかわからなくて、ゲーセンでひたすら対戦している人の手元見てたし。

今でもその癖は抜けてない。手元見るの楽しのもありますけど。

 

どうすれば対戦で勝てるようになるのか、とかどうすれば入力ミスは減るのか、どうすれば割り込んで技を出せるのか。

そんな疑問たくさんありすぎて、でも聞ける人なんていなくて。(正確に言うと自分が欲しい答えの道筋をスタートからゴールまで照らしてくれる人。そんな人、そうそう居ないものなんですが)

 

ただ仲良くなったレディースプレイヤーさんとかがいつも小さな光をともしてくれるんです。

コマンド失敗するなら100回でも1000回でも続けて入力の練習する。失敗したら1からやり直し!

とか。

ガードなんて(ガード硬直で)2段目も勝手にガードしてくれるんだから、その間に入力してダメならまたガード入れておけばいい。それ繰り返したら割り込める。

とか。

 

自分にとってスっと入ってくる言葉をくれる人がいたから、自分はなんだかんだ対戦してるんじゃないかな、って思います。

いうても、今なんて、その当時よりももっと色々知れると思いますよ。(色んな方面に向かって言う)

 

*****


そんなで、ハマると、けっこう(周りが思っているより)真っ直線で周り見ないので、一時期けっこうすごいゲーセン通ってて。

モア(っていう新宿にあったゲーセン)が50円ゲーセンだったのもあるんだけど、歌舞伎町のゲーセンもビデオゲームが1クレ50円のとこが、けっこうあって。

 

月~木なんかは仕事の状況なんかもあったからそんな毎日ではなかったけど、金曜日は閉店時間間近までモアにいて、そこから深夜1時までやってた歌舞伎町のゲーセンで練習して。徒歩で歩ける圏内に住んでるもんで終電なんて気にしないでギルティやってましたよね。
土日も事前に約束や予定入れてないと朝人が少ない開店時間狙ってゲーセン行って、練習して。
※今、金モアとかモアカイ(私のこと、だったらしい)って言ってわかる人、どんだけいんのかな。

 

で、そんなある日。

亀助から寂しいと言われたんです。
あと、ゲーセン通うのは(ギルティ好きで頑張りたいのはわかってるから)いいんだけど、やっぱり帰宅遅いのは場所柄すごく不安だ、って。

 

それ言われて、亀助と話し合ったんです。

そもそもゲーセンは嫌いじゃないけど対戦型ゲームのところは殺伐としているところが多くて怖いので、行くのあまり好きじゃないと言われてたんで、よけい一人で行くことが多かったんですが。(だから一緒に行こうという選択肢はとりあえずほぼ無かった)
通り抜ける場所が深夜の歌舞伎町というのもあったのだけど、やはり40分~1時間かけて女一人で夜道を歩いて帰っているのはすごく不安だ、と。

それでゲーセンに限らず、出来るだけ日付変わる前には帰宅すること。出来るだけ大通りなどを通って歌舞伎町のド真ん中を突き抜けるのは避けること。(電車代浮かすのに歩いてたのもあったので、歩くなというのは言われなかった)

 

それだけでも亀助が安心出来て、自分の好きなことを続けれて、一緒にいる時はゲームはちょっと抑えて、そうやって格闘ゲーム楽しんできました。

 

ギルティ始めた頃は強くなるっていっぱい思っていたけど。

ゲームあまりやらないとか格ゲーよくわからないとかって人から見れば「やり込んでいる」側だったろうけど。

 

自分が思う「強くなりたい」には、この量の対戦や練習、このままの知識や技術では絶対到達出来ないし。

かといって亀助と話し合った件を抜きにしても、そこに到達するためにやり込めるだけの時間や環境とかは作れなかったし。

だから自分の中では「やり込んでるの?」と聞かれれば、私程度でやり込んでるなんて言えないって「NO」って答えてたし、今もそれは変わらない。

私のやってる程度でやり込んでる、なんてもっと対戦してコンボ練習してる子、たくさんいるもの。

 

弱いと思われるままで居たくないけど、それを解消するために要する時間が、自分には今作れないんですよ。別にも萌えてるものあって、そっちも追いかけたいし、ぬいぐるみの衣装も作りたいし、やりたいこと多いからって仕事辞めれないし、ダラダラする時間欲しいし。

あと体力なくなったから、今のままだと色々キツいんだよね。

 

だから負けて仕方ないと思う。(このままも嫌だけど)

だからコンボ失敗しても仕方ないと思う。(だって練習してないもん)

だからコマンド入力ミスっても仕方ないと思う。(あまりに対戦から遠ざかってたために手が震えるんだもん)

 

仕方ないと思うけど、それを「じゃあ、もういいか」って思うほど、ライト勢でもないところが、私のめんどくさいところだと思う。

 

*****

 

私、亀助とのお揃いの指輪、右手に着けてるんですよ。

理由は左手に着けるとレバー握ってるとき痛いから。

それはこの指輪を買って身に着けているときからで、最初は左手に着けてたんですよ。

練習してるときくらいだったらいいんだけど、対戦してると力んでくるから、マジ痛くて。

 

亀助にはすぐ理由言いました。

もちろん「痛いのは嫌だよ、気にしないでいい」って。

それくらいには理解があった、と思っています。

理解って言ったら変だな。好きなものを好きでいていい、ってスタンスでお互いが居れるようにしてくれた、かな。

 

自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、どれくらいになりたいのか、なんて。

その人の中でしかないから、別に執拗に聞く気もないし、自分から語ろうとも思わない。ギルティ始めた頃とかは、なんか言ってたかもしれないけど。

今だけ、こっそり語るなら、自分はせめて楽しいと思えるくらいの対戦が維持出来るくらいまでは、腕を戻したいと思っている。(だから時間くれ)

 

 

あ、友人とやってると、口プレイすごいんだわ。

それが楽しいのね。(周りからみたら怖いかもしれないけど広島弁は出てないので許してくれ)

もう友人たち、別のゲームやってたり、格闘ゲームから離れてたり、奥さんやお母さんになってゲーセンやゲームどころじゃなくなってるレディースプレイヤーさん増えてきてね。

なかなか気さくにそんなことで楽しめるコトも減ってしまったのは寂しいのだけど。

 

*****

 

微妙に駄文で長くなってしまったのだけど。

なんでこんな思い出話したのかっていうと、最近こっちに戻ってきて、色々あったのが一つ。

敢えて言うけど、たぶん私、嫌われてるかなんかしてるんだよね、ネガティブな感情の方向で、って思う。

(そんなことないよ、とかはいらない。だって相手と何も話してないから、私も偉そうなこと言うのも断言もできないし、かといって今までの態度とか断片的なものだけだけど、見えてるものだけで判断するなら、そういう感じに受け取る以外何もわからないから)

 

それから対戦しててどうにも(緊張で)手の震えが止まらなくて慣れないなぁ、って思ったの一つ。

 

このままは悔しいなぁ、って思うのが一つ。

これは私の今のプレイ密度のままでは到底勝てないなって思うくらいの差で負ければ諦めるのだろうけど。

これ、ちょっとだけ頑張って昔の勘取り戻せば、もう少しどうにかなったのでは、って思ってる内は、すがすがしい気持ちにはならないんだろうな、っていう自分の問題。

 

そんな、ただウダウダしてる気持ちを、吐き出して何かしら前へ進みたいと思ったからでした。

物語としてのギルティは最後まで追うよ。(ギルティギア2で、なんかちがーーーーーうっ!!って叫んでたけどもさ)

亀助も好きだった物語だから、きちんと物語がどういうふうに閉じられるのか、私も知りたい。